緯穎(6669)株価ストップ高で3000元の大台突破！AIオーダーが「日に1.34億元」稼ぐ力を見せつける

緯穎(6669)の株価が今日（11日）、史上最高値を更新する勢いで急騰した！朝方3075元でギャップアップすると、場中でストップ高の3175元に張り付き、初めて台湾株式市場の「3000元クラブ」入りを果たし、全ての移動平均線を上回った。この驚異的な上昇に資金が殺到し、買い注文は約900枚も並び、出来高は3000枚を超え、一日の取引額は82.24億元に達し、上場銘柄のトップ5に食い込んだ！

AI サーバー需要が神業績を生み出す

最新の決算によると、緯穎の第2四半期の税引後純利益は121.22億元に急増し、前期比で23.78%増、前年同期比では158%増となった。一株当たりの純利益（EPS）は65.23元に達し、売上、利益、EPSすべてが過去最高を記録！

さらに驚くべきは、上半期の累計純利益が既に219.16億元に達し、前年同期比133.1%増、EPSは117.93元を突破したこと。7月までの売上高は4,759.28億元で、前年同期比1.67倍に急増！特にAWSのASIC AIサーバーとMetaの汎用サーバー需要の強い追い風を受け、上半期の連結売上高は3913.99億元、前年同期比166.1%増となり、半年の売上だけで昨年通年を上回った！

テキサス工場が年末稼働 台北の新本社に40億元投資

緯穎はグローバルサプライチェーンの強化のため、米国テキサス州での工場建設計画を開始し、2025年末までに稼働予定だ。既存のメキシコ工場と合わせて生産能力の柔軟な調整を図る。同時に、事業拡大に対応するため、取締役会は台北本社ビル建設に40億元の予算を承認し、米国子会社に5億ドル（約160億台湾元）の増資を行い、財務構造と研究開発力を大幅に強化する。

下半期の見通しについて、緯穎は国際関税政策の変動という課題に直面するとしながらも、AI、コンピューティング、冷却技術の研究開発に注力し、テキサスの新工場でリスク分散を図っている。証券アナリストは、AIサーバー需要が「終わりが見えない」状況の中、緯穎が二大クラウド巨人からの受注と北米での生産能力を武器に、今後も爆発的な収益を上げ続けると予想している！

私自身、この銘柄の動きには目を見張るものがある。台湾ハイテク株の中でも群を抜いた成長率だ。ただ、米中対立が激化する中で、アメリカへの工場移転はコスト増加につながる可能性もある。そこを投資家はどう評価するか。この爆発的な成長がいつまで続くのか、少し冷静に見極める必要もあるだろう。